アーク溶接 構造を支えるH鋼などの重量鉄骨2

構造物を支えるH鋼などの重量鉄骨の溶接は工数削減に腐心するよりも欠陥の無い溶接を行う事の方が重要であると別項でも記載しました。建築・建設・土木等の設計者、開発者が溶接について溶接職人や専門家レベルの経験と知識を持っていることは稀です。

引かれた設計図面の溶接記号をもとに溶接を行いますが、全く溶接についての表記が無い場合は設計者や開発者とやりとりしながらの製作だったり、今までの経験から弊社独自判断をして進めることになります。

重量鉄骨等の厚物鋼材の作り物は重さがコストと言ってもいいくらい全体の価格に占める割合が大きいです。ある一定の技術レベルに到達した溶接職人は質もスピードも同等レベルです。

何十年間、溶接作業をし、多種多様な案件をこなしているベテラン溶接作業者にとっては溶接物そのものを作業場に準備したり、溶接後の検査だったり、搬出準備や溶接した物の移動の方が時間が掛かることはわかっています。溶接の一番のコストダウンというのは、実は「前段取り」と「溶接後の検査」、「搬出前準備」だと思います。

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