- ティグ溶接・アーク溶接
- SPHC鋼鈑, 作業量, 削減, 工程数

大型特殊車両部材の一部です。SPHC鋼鈑で製作しました。薄物ですので極度の強度が要求される部位ではありませんが精度は求められます。直角の精度を出すということで、2つの母材を突き付けで溶接するのではなく、一枚の鋼鈑からコの字形状を抜き出して、出隅部を切り欠き、ベンディングにて写真の形状を作り出しています。
設計時に完成形は図面指示がありますが、どのように作るかは製作側に委ねられます。完成形をどのように展開(バラシ)するかによって工程数や作業量が異なってきますので部材設計は重要な創造作業です。