
ファイバーレーザーやCO2レーザーは、角穴抜き、長穴抜き、正円抜きなど、要求される穴の寸法・形状に応じて自在に抜くことができます。タレットパンチプレスによる抜きの場合、抜き金型が必要になります。レーザーは金型を必要としません。
ファイバーレーザーとCO2レーザーでは、パワーという点ではCO2レーザーに軍配があがります。15mmや20mmの鉄板も軽々とカットや抜き加工ができます。
ファイバーレーザーは薄物鋼鈑に威力を発揮します。金属鋼鈑が薄かったり、たくさんスリットを入れた製品を製作する場合、熱による反りや変形が発生します。ファイバーレーザーは製品の変形を低減させることができます。
人の手が触れる箇所や目に触れる部分についてはレーザー加工した部分のエッジのバリを取ったり、面をとったりして後処理を行うのが通例です。