
今まで高力ボルトの孔はドリル開けとすることが公共建築工事標準仕様書の技術基準として謳われていました。
建築基準法施行法令に準拠した建築物に使用する金属プレート(継手・接合用ガセットプレート等)を製作する場合、外周はレーザーで切ることができましたが、穴あけは別工程でドリルで処理する必要がありました。(JASS6規定)
今回、平成29年4月からJASS6規定ではレーザー加工での穴開けが認可されることになり、金属プレート製作時に外周並びに高力ボルト孔をレーザーで同時に加工することができるようになりました。
JASS6規定の緩和により、作業工程の削減ができるようになり、製作コストを抑えることができるようになります。たいへん喜ばしいことです。
【国土交通省官庁営繕の技術基準】
http://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk2_000017.html